2010年月日「

夏山合宿、7/31餓鬼岳-東沢岳の写真を送りますのでよろしくお願いします。 ファイル名の数字は撮影時刻です。 748 高瀬ダム湖。1979年竣工なのでFACでは知らない人も多い? 951 2508mの付近の伊藤先生 1007 後発の吉田さん稲葉さんの姿を発見。画面中央付近。 1033 東沢岳で昼食 コースタイム(カッコ内は累計歩行時間) 7/30(金)白沢登山口-餓鬼岳小屋 白沢登山口7:36 休憩9:02-9:10(1.26) 最終水場10:30-10:45(2.46) 休憩11:42-11:55(3.43)小屋に電話 休憩12:24-12:40(4.12) 大凪山13:40-13:50(5.12) 休憩14:40-14:55(6.02) 休憩15;45-16:00(6.52) 休憩16:42-16:50(7.34) 餓鬼岳小屋17:28 (8.12休憩時間合計100分) (長谷川、稲葉両氏小屋到着19:13) 歩き始め、稲葉さん余裕のスローペースと思いきや 違ったようで、稲葉さん二日酔い?と聞いても返事なし。 コースのほぼ中間地点で、遅くなると小屋に電話。7時ぐらいまで 明るいから待ってるよとのこと。 大凪山への登りで稲葉さんに長谷川さんが付いて後から来てもらうことになる。 いくらかペースが上がるかと思いきや熊川さんガス欠か寝不足かテントが重いのか 遅れ気味。もうこれ以上ゆっくりは歩けないほどのスローペース。 この日はペースの遅すぎや休み過ぎで調子の出ない人もいたのではないでしょうか。 小屋に到着後取り合えずビールで乾杯し、その後夕食中に2名到着。 7/31(土)餓鬼岳小屋-中房温泉 餓鬼岳小屋6:06 山頂6:11-6:20 餓鬼岳小屋6:25-6:30 休憩7:13-7:23(0.43) 休憩8;23-8:30(1.43) 休憩(小ピーク)9:08-9:15(2.21) 東沢岳直下10:28-11:00(3.34) 東沢乗越11:44-11:55(4.18) 西大ホラ沢出合12:47-12:57(5.10) 北燕沢出合13:45-13;55(5.58) 堰堤上で休憩14:49-15:00(6.52) 中房温泉テント場15:58(7.50休憩時間合計98分) 吉田さんに稲葉さんについてもらい後発、残り7名先発とする。 今日いくコース上は視界良好。ただ残念なことに2700m以上の ところは雲がかかっていて槍はおろか裏銀座の稜線も燕も見えない。 東沢乗越までで市販地図のコースタイムより1時間20分オーバー 東沢乗越から中房温泉までが30分オーバー。この日は歩くペース はそこそこだったので、時間がかかったのは梯子、岩場、渡渉のときの 待ち時間が多くなったためではないでしょうか。後半急に疲れが出た 人はガス欠? 平均年齢60に近く後何回の夏山に来ることが出来るのか。二度と来る ことも無いであろう餓鬼岳、もうすこし晴れて欲しかった。 28期安藤 21期 宮本です。 無事合宿を終えることができ、参加者の皆さまに御礼申し上げます。 皆さまもお考えのように、今回は問題点がいくつか見えてきましたので、 まとめて共通認識とする必要があるように思います。 私も言いだしっぺとしての反省もあります。 長く厳しいコースでした。下りではだんだん口数が少なくなって きている自分を感じていました。 でも、踏み荒らされていない登山道や、高度を上げるに従って現れる ダケカンバの林・高山植物・這松、遠くの山並み・花崗岩の岩肌や砂礫等々から、 高山に登っている満足感・充実感・爽快感を貰いました。 食料係としての反省点ですが、愛甲さんが言っていらしたように、 調理器具を愛甲車にまとめておけば、車を回収して戻ったときには 食事がほぼ出来上がっていたはずでした。 ご飯炊きの安藤君が車の回収に行ってしまったので、 結果としてはあまり変わらなかったですが。 私もご飯を炊けるようにしなければいけない、ということでしょう。 安藤君のご飯炊きには、花丸をあげられます。(炊いた分量にも!) 若干名の大食漢のおかげで、残り物もそれほど出ずに済み、助かりました。 また、買い出し隊のおかげで、前菜(?)とアイスクリームのデザートまで いただけました。 今回は顧問の先生も参加いただき、長時間の歩行が加わり、合宿という 色合いが、より濃くなったように思います。 また、辛いコースを共に歩いたということが、とても重要に感じられたのは 私だけでしょうか。 伊藤先生の「何もお手伝いしないで」というのは間違いで、 大胆にも先生に水汲みや洗い物を頼んでいる人がおりました。 中房温泉のテント場で、愛甲さんの質問に「二度とこのコースは 歩きたくない」と答えましたが、帰宅して2日経ち、次の山を考える余裕も 少しですが出てきました。
 
 


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7月30日  白沢登山口をカーナビの経緯度で設定しところ、案の定道路のない場所にポイント されたためいささか不安だったが、舗装道路が消えた続きの車1台やっと通れる登山 道を辿り、無事登山口道標の前まで運行する事が出来た。 7時40分縦走隊の出発を見送り中房温泉に向かう。以後時間とは関係ない登山乞食 の1日が始まる。 幕営地は余り広くないが、先客は1パーティーのみ。早速天幕を広げ設営を始めた が、一人で組み立てると意外と時間がかかった。もし雨の中での作業だったら難行 だったと思う。 ここで一服して続々と入山する登山者を眺めながらコーヒーでも、と思ったらヤバイ 事に気が付く。昨日軽井沢で調達したコーヒーは私の車に乗せていなかった。のみな らずコッヘルさえ他車、天幕も今夜は1張りだけ。  今日の予定は食材の買い出しと大町山岳博物館の見学。中房から山麓までスリリン グなヘアーピンカーブの連続、時々突然タクシーが出現するのが怖い。 林道から平地に入ると岩崎ちひろ美術館があったので立ち寄る。数年前来た事があっ たが、ここは芝生庭園が素晴らしい。本館はパス。山岳博物館では松濤明の遺品の手 帳、ナイロンザイル事件の切断されたザイルの現物等、興味深く見入る。 磨きあげられた門田のピッケルの美しさは美術工芸品そのもの。  さて宮本総料理長の下命による食材調達だが、走れどもスーパーなど見当たらず途 方に暮れる。やっと見つけた米・野菜の販売店(農協ではなかった)だったが、玉ねぎ もジャガイモもドカンと大量にパックされていて購入不可。店の人に「いわゆるスー パーマーケット」の在処を教えてもらう。肉、卵等ナマモノは明日に回しリストアッ プされた品を購入、本日の勤番業務はとりあえず終了する。  ヒマつぶしに持ち込んだ本を開くが縦走隊の状況が気になり集中できない。度々架 電するが応答なし。在宅の伊井OBに架電して餓鬼岳周辺の資料を確認してもらっ た。5時45分頃やっと縦走隊より小屋到着の連絡があり安堵した。が、今日1日の 縦走隊の苦闘は尋常ではなかったと推察された。 日没を待ちかねシュラフに入ると噂に違わず幕営地の地熱が伝わってきた。寝苦しい 夜だった。 7月31日  4時30分目が覚める。周囲が明るくなるとなぜか目が冴え眠っていられない。6 時頃になると周辺の野営登山者たちはそれぞれ出発していき、バスやタクシーが次々 に新しい客を運んでくる。私の今日の予定はひたすら縦走隊の帰着を待つのみ。昼食 は管理棟の食堂でざるそばを食すがあまり美味くなかった。  午後になると燕から下りてくる人たちが絶えない。帰宅後落合さんより、お嬢様が この日友人二人と燕岳を経て中房温泉に投宿されたと聞く。何時すれ違ったか、残念 だった。そして幕営地では今夜野営する天幕が次第に増えてくる。私が目論んだもう 1張りのスペースには千葉県立匝瑳(そうさ)高校山岳部の部員7名の2張りが設営 された。顧問の教師3名は少し離れた場所に設営。これで我々のスペースは無くなっ た。  待てども待てども。 午後4時疲労困憊して縦走隊が帰着。しかし稲葉吉田二人の姿が無い。後続との事。 幕営地の「地面」には5・6人用天幕を設置する場所がないため、コンクリート(多分 温泉宿の浄化水槽)の上に建てる。  安藤熊川両名と私の車で白沢登山口に留置した車を回収に向かう。中房温泉に至る 林道には駐車場に入れなかった乗用車が沢山留められている。それぞれ窓には「駐車 禁止」の大きな紙が張り付けられていた。帰路食材の追加を購入、この肉が無いと今 夜のカレーライスが完成しない。 あれこれ多種用意した食材は極めてスペシャルなカレーライスに変わり、豪華な夕食 を前にして、いつもの合宿の夜となった。いや、いつもと少し違うかも。  静かな、しかし地熱のため寝苦しい夜が更けていった。 8月1日  一夜明け、やっといつものFACに戻ったような。朝食の定番メニューとなったフ レンチトーストは今回さらに進化したようだ。 昨夜は時間が遅く入れなかった温泉に、開業を待ちかね皆交替で入浴する。  帰路の交通渋滞が懸念されていたため、撤収を急ぎ10時に出発した。 私にとって初めて山に登らない合宿に参加してみて、事前にその時間の使い方をまっ たく考えていなかったため、戸惑うばかりの二日間だった。この歳になって、何処で あれ縦走と言う山行はできないと思うが、ここはそんな私にとっては余り適した基地 ではなかった。 追って詳細は参加者それぞれから報告されると思いますが、全員無事に計画を完遂致 しました。 落合OG見送りと差し入れありがとうございました。伊藤先生の解説によると予約注 文でないと購入できない逸品の由。日暮山荘での前夜祭に供しました。 水島OB、伊井OB、園部OBには現地テントキーパ―向けのご助言ありがとうござ いました。 大渋滞が見込まれる今日、中房温泉〜中央道相模湖(駅)迄3時間で走破できた事は 幸いでした。 長野道〜日暮山荘経由チームは今頃後夜祭で盛り上がっている事でしょう ---- 合宿参加の皆様 サポートしていただいた皆様 無事下山する事ができました。2日間とも、長時間の行動でしたが、 無事、中房温泉に下山できました。 帰りは、愛甲さんの車に便乗させていただき、早々に帰京できました。 素晴らしい山荘で、お風呂にも入らせてもらい、落合さんからの高価な茶巾寿司をいただきました。 下山してからは、香り高いカレーと、(自宅では絶対食べない)おいしいフレンチトースト、いつもの倍の量 をいただきました。(愛甲さんが入れたコーヒーがついてくるところが、憎らしい) 充分に栄養補給をしました。 温泉(朝湯というところがいいですね)も最高。少し欲張りすぎかな、とも思いました。 伊藤、何もお手伝いしないで、大名旅行でした。有難うございました。 安藤リーダー、お疲れ様でした。 〒162-0846 新宿区市谷左内町33-404 伊藤良徳 皆様へ  長谷川和男です。8月2日(月)10:00無事自宅に帰還しました。稲葉さんも予定より早く、出勤したと思われます。今回の夏山合宿は餓鬼岳と中房温泉でしたが、予想以上に厳しいコースでした。吉田さんの報告にもありましたが、コースタイムは日常的にどのぐらい山に登っているかにが大きく影響するということだと思います。稲葉さんも言っていましたが、昨年の飯豊合宿以来ほとんど山に入れなかったので、足の踏ん張りが利かなかったそうです。足の変わりにストックに頼って歩いたので、上半身の筋肉が悲鳴を上げたようです。私も2日目の東沢からのくだりで、完全に足に来てしまいました。月1回は山に登っているにもかかわらず、7月には山に入れなかったこともあって、中房温泉にたどり着いたときには、かなりヘロヘロになっていましたので、プリウスを取りに行くのを熊川さんにお願いして、食事の時間まで寝てしまいました。稲葉さんのことが心配だったのですが、明るいうちに無事到着したのでほっとしました。今回は食当を女性陣にお任せしっぱなしで申し訳ありませんでした。とにかく日常的に山に登ることが重要だと実感したことと、もう一つ、午後3時ごろから現れる雷雨にあわなかったことが幸いしました。雷雨に見舞われたらかなりきつかったと思います。 私は前夜祭と後夜祭を日暮山荘にお世話になりましたが、ログハウスのぬくもりとゆったりした時間を満喫することができました。愛甲さんのテントキーパーと買出し本当にご苦労様でした。中房温泉には10月ごろ、紅葉の美しい季節にまた着てみたいと思いました。コースタイム等はリーダーの安藤さんのほうから後ほど報告されると思います。 27期吉田です。 後夜祭組(長谷川さん・稲葉さん・吉田)は今朝6:45に日暮山荘出発、8:30に JR/東武東上線北朝霞駅に無事到着・解散しました。 軽井沢は昨夜大雨が降り、今朝も本庄児玉あたりまで断続的に雨が降ってい ました。 今回の登山コースは結構きつそうだと予想していましたが、想定を超えました。 餓鬼岳ー東沢岳の2;30と東沢乗越ー中房の一部のガイドブックコースタイム設定 は?です。今回は日が長く無事目的地み到着できましたが、やはり我々の年代では コースタイムにかなりの余裕をみるべきと痛感しました。 合宿参加の皆様本当にお疲れさまでした。 以上、簡単ですが後夜祭組無事帰着の報告です。