Sawatariです。 今年は母の介護などで山は遠のいていました、合宿にも参加できませんでした。 やっと母の状態もそれなりに落ち着いてきたので決心して、前穂高、奥穂高、北穂高を縦走してきました。 8月1日、上高地から岳沢小屋に向かい泊りました。岳沢小屋は再建され7月23日から営業しており30人 限度の予約制です、新しい布団に一人で寝れます、生ビール中ジョッキ800円です。 8月2日、5時前に前穂高に向かいました、重太郎新道を急登します、同宿した神田の古書店店主夫妻とゆっくり 登る、紀美子平にザックをデポし前穂高の頂上に立ちました。 岳沢に戻る夫妻と別れ吊尾根を奥穂高へ、登山道はほぼ岳沢側から飛騨側についており涸沢側は見えない。 奥穂高の頂上に立ったのは午後でありガスがとりまき展望は得られなかった。梯子のかかる絶壁を降りると今宵の宿 穂高岳山荘だった。山荘は韓国人のツアー客も多く混んでおり、布団1枚に3人と言う、ただしあと千円出せば布団は 狭いが一人で寝れる部屋があるというので当然それにする。 8月3日、山荘から日の出を望む、天候は良く北穂高を目指す。山荘から涸沢岳を経て北穂高へのルートは緊張を強いられ さすが穂高は違うと感じた。北穂高の山頂では緊張からやっと解放され展望を楽しんだ、槍ヶ岳や飛騨側の雲ノ平方面が 素晴らしかった。涸沢小屋へ下り昼飯にカレーを食べ、これも新装成った横尾山荘に投宿した。ベッドと聞いていたが予約 していなかったため5人部屋の布団だった、部屋のほとんどは2段ベッドのようだった。きれいな風呂に入れたのが何よりで(洗剤は使えない)、 また、風呂場のトイレだけはシャワートイレであった。 8月4日はピーカンで上高地や明神岳、穂高の眺めは最高でした。 しばらくぶりの本格的な登山で足が重く感じました、それに穂高は南アルプスの北岳や仙丈、甲斐駒とはまた違う厳しい 山容であり、緊張や3点確保を常に意識し歩いたので疲れました。岳沢から歩く人は少ないようで始めてのルートとしては 良かったかと思います。 |