八ヶ岳へ行ったのは、9月3,4,5日です。 涼、山、温泉を求め、宮本さんと二人で美濃戸口から入り赤岳鉱泉で一泊、硫黄岳 横岳を経て赤岳天望荘で一泊、地蔵尾根経由で下山の、ゆっくり登山を楽しんできま した。 頼もしい頑丈な作りの木橋を渡る沢沿いの道や林の中の道で、猛暑の言葉も忘れ心も 弾み、 予定より早く赤岳鉱泉に到着です。使い込まれた感じの檜のお風呂で汗を流し、 フリース、ダウンなどを着用して夕食のステーキを味わいました。すっきりとした星 空が見えました。 翌日も天気良く、硫黄岳からは近くの八ヶ岳の山々、遠くは北アルプスその他、 今回も特定できる山がちょっとで残念な思いを、、、火口傍は岩の隙間もあり、 崩れたらストンと下に落ちそうです。休憩後鎖場のある横岳への道を緊張しながら進 みました。 途中思いがけずコマクサを発見、ウルップソウは茶色の穂が残っていました。 前を行く宮本さんを見ると、すごいところを歩いていると思い、赤岳天望荘に着いた 時はほっとしました。 水が十分な時には五右衛門風呂に入れるそうですが、生憎手を洗う水もなく、五右衛 門さんも手持無沙汰のようでした。 各自使い捨てカップを渡され、お茶、コーヒー、湯は飲み放題です。満員で食事も何 回かに分けてとり、 カップの色の違いはそれでした。 3日目、目の前の急な登りの赤岳は見るだけにし、地蔵尾根から行者小屋を経て美濃 戸口へ向かいました。 帰りの林道は疲れた脚にきつく、長く感じます。しかし下山後入浴、昼食を済ませ、 予定のバスに乗ることが出来ました。 たくさんの山を眺め、雲海に朝日、冷たくておいしい水、しみじみよかったと思う山 歩きでした。 反省としては、ビール好きの宮本さんに付き合っているとついつい飲み過ぎてしまう ことです。 鶴留 |