2010年月日「

長谷川和男です。冒頭、先日の9月15日に行った事務局会報告に「横山美代子さん(13)」のお名前が漏れていました。心からお詫びするとともに、改めて追加報告をさせていただきます。 遅くなりましたが「浅間嶺・蕎麦と温泉山行」の報告をさせていただきます。 (日 時)2010年9月18日(土)ホリデー快速1号の先頭車両集合〜武蔵五日市駅発:午後8時33分 (参加者)CL長谷川和男(17)、谷畑充先生、伊藤良徳先生、伊井正人(13)、赤羽創(18)、落合昭子(20)、中島喜代子(22)、安藤滋敏(28)、斉藤徹(30) 計、9人 (コース)JR武蔵五日市駅―(タクシー)―払沢の滝入り口―払沢の滝往復―時坂峠―蕎麦やのミッチャン―浅間嶺―人里分岐―風張峠分岐―浅間尾根登山口―数馬温泉―寿庵忠佐衛門―武蔵五日市駅 (概要報告)ホリデー快速1号先頭車両に新宿から乗り込んだのは、伊藤先生と中島さんと安藤さんの3人、長谷川は三鷹から合流、赤羽さんが西国分寺で、落合さんが拝島で次々と合流する。久我山にお住まいの谷畑先生は、吉祥寺で合流するはずなのに顔が見えないのが気になる。武蔵五日市の駅で早々と到着していた伊井先輩が笑顔で待ち受けてくれていた。  谷畑先生に早速電話すると、本人が出て「えー、明日じゃないの。」私が谷畑先生に間違えて伝えたかもしれないと誤ると、「どのコースを歩くのか?」とお尋ねになる。大雑把なコースと到着時刻を伝えると、「今からすぐ追いかけて、逆コースをたどります。」とのご返事であった。これから用意してすぐ家を出ても、おそらく3時間以上遅れるだろうから、猿岩あたりで合流できればと考えて、谷畑先生もこれから来てくださることを伝え、タクシー2台で「払沢の滝入口」へ向かった。  「日本の滝百選」に選ばれている「払沢の滝」を往復する。それから山道を「時坂峠」へと向かう。赤羽さんは汗びっしょりで、やや遅れ気味。『30年ぶりの登山となる中島さんはどうか』気になって声をかけると、こちらは「何とか大丈夫」との返事。約1時間で時坂峠の茶屋に到着する。大岳山と御前山から続く湯久保尾根、三頭山の眺望を楽しむ。  峠の茶屋から五分ほど歩くと、水車の回る蕎麦屋のミッチャンに到着。しかし門が閉まっているではないか。あわてて声をかけると、いつもの女将が愛想良く門を開けてくれ、ホッとする。  600円の山芋蕎麦とビールを3本注文する。全員、コップ1〜2杯限定のビールと山菜に大満足、そのうまいこと美味いこと。赤羽さんは汗を流した分、特に美味かったと見えて、「ここで腰を落ち着けて、飲むのもいいんじゃーないの。」と大喜び。みんなペロリと蕎麦を平らげて、11時半頃蕎麦屋を出発し、浅間嶺に向かう。  潤滑油の入った赤羽さんはその後遅れることなく、12時半過ぎに、無事浅間嶺休憩所に到着する。みんなでおにぎりを頬張っていると、なんと谷畑先生が展望台のほうから降りてくるではないか。一同大感激。こんなに早く合流できるとは、思いもよらなかったからである。聞いてみると谷畑先生は、前日に山の用意を済ませていたので、9時過ぎの私の電話と同時にすぐ家を飛び出したらしい。拝島の駅で地図の出ている本を買い、どこから登ればよいか考えて、人里から登れば浅間嶺で合流できると確信したらしい。さすがは谷畑先生である。  13時半休憩所を後にして、ゆったりとした高低の少ない山道をたどる。都会の雑踏を忘れて、森林浴を楽しみながら歩をすすめる。  一本杉で小休止。風張峠分岐を経て浅間嶺登山口へと下る。舗装道路に出てからが長い。16時30分数馬温泉に到着。汗を洗い流した後、疲れた足を温泉に浸して揉み解す。17時22分発のバスに乗り、最後の目的地「寿庵忠佐衛門」到着18時30分。山行の無事終了を祝しビールで乾杯し、麦とろ御膳に舌鼓を打ちながら、心行くまで交流を深めることができた。久しぶりの参加だった中島さん、足はそろそろ痛くなっているのかな。とまれ山行再開・蕎麦と温泉の浅間嶺登山を無事終了することができた。谷畑先生も今後は参加できるものについては参加してくれるとのコメントを報告して、結びといたします。 皆様へ  長谷川和男です。浅間嶺山行の追加報告をさせていただきます。  今回の山行は、いろいろな意味で収穫の多い企画となりました。 その第1が、谷畑先生の参加です。伊藤先生はこれまで何度も参加され、その腱脚ぶりは私たちのよい目標でした。谷畑先生は72歳の年齢にもかかわらず、9時過ぎにかけた電話で知ったにもかかわらずコースを逆走するという決断をされて実行に移す気力に、感動しました。ご子息を1年前に亡くされ、1周忌を済まされたばかりの先生が、私たちと今後一緒に参加される決意を表明していただいたことに感激です。愛甲会長にお願いです。メールを谷畑先生に毎回ファックスで転送していただけるとうれしいです。 第2は、伊井先輩の復帰成功です。今年の総会での伊井さんの姿が目に焼き付いていらっしゃる方も、多いのではないかと思います。腰を痛めて半年、あの時伊井さんがうそのように、元気いっぱいの参加でした。心からの拍手を送りたいと思います。 第3は、落合さんの参加でした。毎回、OB回のした働きを忙しい職務の合間を縫ってしてくださっていましたが、なかなか山行には参加できなかった落合さんが、今回参加されたことです。「落合さんは、僕よりはるかに若い。」という印象がどうしてもあるのですが、還暦を過ぎているのに、びっくりでした。今後の参加に大いに期待したいです。 第4は、赤羽さんの山への復帰の期待が高まったことです。熊さんとのメールのやり取りでもお分かりのように、富士登山をよった勢いとはいえ、一度は決意したのですから気力は昔の「バテない男」の復活を予感させてくれます。今後に期待が高まります。 第5は、30期の斉藤さんの登場です。斉藤さんはこれまで何度か参加していただいたのですが、今回の参加でOB回の青年部結成につながるかもしれないという期待が高まったことです。舟波さん、小田嶋さんも加わって安藤さんをふくむ青年部結成ですね。もう、ペニーを医者に連れて行く時間です。それではまた。 長谷川さん 30期斎藤です。浅間嶺山行ではお世話になりました。実は下界でのOB会行事にこれまで何度か参加させて頂きましたが、「山行」イベントに参加させて頂くのは今回が初めてです。会社ではシニア族ですが、FACのOB会では一挙に(相対的に)若返り、妙な気持になります。 浅間嶺は、このコースをただ歩いただけでは単調だったと思います。そこに払沢の滝見学や山上の蕎麦、温泉、そして下山後の打ち上げ麦とろ御膳と、随所に娯楽要素を織り込んで充実したプログラムになっていたのです。参加者に一日を堪能してもらおうと、長谷川さんのきめ細かな配慮が感じられたイベントでした。それから、もうひとつ関心したのはトップをつとめた長谷川さんの「歩行スピード」です。メンバーの脚力の差を考えて、皆が速すぎもせず、遅すぎもせず丁度良いと感じるスピートを最後まで保持したことです。長谷川さんの気配りに関心・感激しました。今後ともよろしくお願いします。
 
 


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