【第六日目】
6月15日 5時起床。モンテローザ、マッターホルンのモルゲンローテを見ずしてここに
泊まった意味がない。ここでは誰がどんなカメラで撮影しても絵になる。
早起きの甲斐あって好天に恵まれた山群の朝は筆舌に尽くす事不能。
マッターホルン山頂の先端に火が灯ったように朝日が映る。モンテローザ
の氷河は昨夕とは趣の異なる迫力だった。
今日もハムやチーズ、そして特にパンの旨さに感心しながら腹いっぱい
朝食を済ませる。
下り一番電車でツェルマットに下り。駅に預けた荷を回収、ホテルへ。
(ちなみに登り一番電車で到着した乗客は全員日本人だった。)
このホテルのオーナーは、高橋隊長の愛娘真弓さんがスイス4年間留学時
代の同級生の父君。部屋の開口部が額縁となり、マッターホルンとツェル
マットの町がすっぽり納まるという(さすが四ッ星ホテル)極上の客室だ。
ハイキング支度をして町のCOOPで昼食用のサンドイッチ、ビールなど買う。
ロープウェイで Sunnegga駅 へ向かう。駅の傍の草原で昼食とする。
明るい陽射しの中、視界に入るすべては碧空の下に起立する山々。
太古の時代を彷彿させる岩肌。それに続く緑の草原。爽やかな大気を体
いっぱいに浴びながら過ごす至福のランチタイムであった。足を痛めている
横山さんはここから再びロープウェイで下山。
このコースはエンゲルベルグ・ティトリス山腹に並ぶ今回の旅のハイライト。
小さな山上の池の畔でハーモニカを吹く。行き交うハイカー達と挨拶を交わ
す。やがて道は針葉樹の中に入り、古い農家の石葺き屋根の家や納屋が
現れる。木々の間にはやはりマッターホルンが。ハイジはどこにいる。
今日は珍しく夕食までゆっくり時間を過ごす事が出来る。といっても時間が
決められているわけではないが。皆、土産など物色しに町に散る。本屋で
地図を探していたら昨日の近鉄のツアコン堀内嬢に遭遇。花の本など教え
てもらう。今夜は皆で相談の結果中華料理にした。ここも高橋隊長なじみ
の店の由。久しぶり米粒を食す。
ホテルのベランダのデッキチェアーで心行くまでマッターホルンを堪能する。
Hotel Shonegg泊
マッターホルンに朝日が写る

これが氷河だ

ゴルナーグラード駅

ゴルナーグラード駅

ゴルナーグラード駅

車窓より















