<<2005年10月10日 雨飾山>>

28期安藤

雨飾山地形図   トレッキング地図

10日

 昼過ぎ小谷村雨飾荘着。傘を片手に周辺散策に出かける。鎌池を一周する道を左周りで歩き
始めると「スズメバチ危険進入禁止」と書かれた板切れが道をふさいでいる。雨模様なので危
なくは無さそうだがUターンし右まわりに進む。
半周したところで霧の中から現れる女性有。駐車場に戻るのだが疲れてしまったので行くのと
戻るのどちらが近いか教えてくれと言う。どちらも大差ないとそっけなく答えると、その人も
右回りで歩きはじめる。おばさんだし山姥かもしれぬので距離を置きつつその後に続く。
やがて例の「スズメバチ危険進入禁止」の札に行き当たるもおばさんは気にもせず前進。さら
に駐車場への分岐もあっさり通り過ぎ周回コースを直進していく。池を何周しようとかまわな
いのだが、一応、2周するんですかと声をかける。鎌池の後は登山口の雨飾高原キャンプ場を
偵察。どちらも大差ないので露天風呂に近い下の雨飾荘前の駐車場にキャンプすることにし、
ツエルトを張るのも面倒なので車で寝る。夜中星空となる。
 

11日

 夜が明けると星空は消え再び霧に覆われる。大海川沿いの湿地にはブナやヤナギの大木があ
り木道の脇の小さな流れには岩魚が泳いでいる。美しい所なのだが山にはガスがかかっている。
荒菅沢で休憩。ここは晴れていれば雨飾山が槍ヶ岳のように見えるビューポイントなのだが予
想通り山頂は見えない。他の登山者たちも皆が口に出して残念がる。ここからは段差の大きい
階段状の急登でひたすら足元を見て登る。稜線に出ると道はなだらかになるが風が強く雨具を
着る。頂上直下再び急登となり雲の中へと入っていく。
 
山頂は寒くセーターまで着込む。展望もほとんどない。一瞬、白馬岳から親不知に向けて北に
続く朝日岳等と思われるピークが3つほど見えるが確認するまもなく雲に覆われる。下り始め
ると日が当たりだし急に暖かくなる。荒菅沢まで下ると周りは晴れているのだが雨飾山の上部
はまだガスっている。登山口では森林組合が出店を出している。荒菅沢の水は飛び切りうまく、
この世で一番うまい飲み物は水であると確信したのであるが、ビールがあれば飲まざるを得な
い。おにぎりがひとつ残っていたので豚汁も注文し地元経済に貢献する。ここの森林組合は仕
事が無いらしいのだが、このあたり、植林したような木が見当たらない。一杯飲んで露天風呂
へ移動すれば、温泉水滑らかにして凝脂を洗う。
 

コースタイム

05:50      雨飾荘前出発
06:35〜06:40 キャンプ場
07:50〜08:05 荒菅沢
09:25〜10:00 雨飾山頂
11:05〜11;10 荒菅沢
12:15〜12:45 キャンプ場
13:40      雨飾荘前
 
雨飾山には倉石さんも写真を取りに来たことがあると伺いましたが、
めくらへびにおじずということで写真です。
 

鎌池 霧に包まれ全体像不明


近年ブナ・ブナと人気を集めているがただの木である


鉈池 鎌池のすぐ近くにあり同じように物騒な名がついている


湿原 鎌池への道とキャンプ場への道の分岐に広がる湿原、あるいはただのススキ原


木道 上高地や尾瀬と同じように木道沿いに小川が流れている


岩魚 登山道入り口より上は禁猟区。すなわち下流はつりもok。ただし入漁券が必要


大木 案内書には柳の大木があると書かれていたがこれか


荒菅沢 晴れていれば槍の穂のような雨飾山が見えるはずですが残念


姫川の河口糸魚川 小谷から姫川沿いに糸魚川まで行き、後はずっと海沿にいけば穴水に着くはずである


笹平付近 来た道を振り返る。焼山方面もみえる


山頂 ピークは二つあり石仏のない南峰の方が少し高く山頂ということになっている


石仏 北峰には石仏が並んでおり全部海側を向いている。
糸魚川の漁師は雨飾山を目印に山を建てていたということである


ナナカマド 石仏のすぐ下にあったナナカマド。2メートル下がっただけで風当たりが違う
赤いものはそれだけで人の目を惹く


下り 少し下ると日が差し始め暖かくなる。寒さに震えた後はそれだけで幸せな気分になる


布団菱? 岩のところが布団菱というところか。登りのときは見えなかった


黄葉 ありふれた眺めであるが紅葉紅葉とめでるのが日本の慣わしである


赤い実のなる木
一見花のようだが、中に赤い実が三つ入っているので花では無いようだがなんという植物?


同じ 色が少し違うが同じもの


雨飾山 頂上は見えぬままだが別れを惜しみつつ振り返る
百名山のうちのひとつである。百名山達成するひとも結構いるようだ。
しかし、それだけ登ったことよりもそれだけ暇と金があることの方がうらやましかったりする


アケビ 山では花の時期は終わって実りの季節である


やまぶんどう こちらではこのように訛るらしい


マリーナの朝その1 水面は水平のはずである。
今回はモニターを見ないでファインダーだけ見てシャッターを押していたのだが、全部左側が下がっているようだ


マリーナの朝その2 岬の辺り別荘地だそうです


マリーナの朝その3 ただいま8時ちょうど。先輩たちはまだお目覚めでないようだ