<<中国 黄龍・九寨溝(2006/07)>>

桑木@27期

ご無沙汰しています。27期の桑木の近況報告です。
 
今月初めに北京で開催された国際薬理学会に出席した際に、ちょっと足を伸ばして黄龍・九寨溝
(ふぁんろん・じゅうじゃいごう)という景勝地をハイキングしてきましたので紹介したいと思います。
当地は四川省の省都である成都から飛行機で一時間の距離にある標高2000〜4000メートルの山中
の渓谷で、ユネスコの世界自然遺産にも登録されています。ふもとにはチベット族の民族舞踊を
見せる劇場付のホテルがあり、渓谷内には尾瀬の桟道よりも立派な遊歩道が整備され、登山とは
言えない純然たる観光地ですが、10年以上何も運動をしていない私のようなご同輩にはお勧めです。
黄龍の水には炭酸カルシウムが大量に含まれ、それが堆積して棚田のような景観を作り出してい
ます(添付写真1,2)。
これが白色〜黄色の鱗のように見えるので黄龍と呼ばれています。
九寨溝も同様に炭酸カルシウムを大量に含む水ですが、こちらは大小様々な40あまりの湖とその間
の滝とから成り、湖底の倒木等が水質のおかげで腐らず、湖水が7色に見えます(添付写真3)。
裏磐梯の五色沼を何十倍にもスケールアップした様な景観です。
九寨溝は発見当時に九つのチベット族の村(寨)が存在したことに由来する名称だそうです。
全長50 km程度の九寨溝に沿って乗り降り自由の観光バスが頻繁に運行しており、スポット毎の
停留所で降りては数キロ歩く、という繰り返しで各所を見て回ります。黄龍は全長7.5 kmで、並行した
ロープウエイを建設中ですが今は徒歩で行くしかありません。
往復15 kmの緩い坂道でしたが、私はバテバテになりました。中国人の観光客はスカートや革靴で
平気で歩いていましたが、日本からの観光客(ほとんどが熟年の団体)は登山靴やスパッツなど
重装備なのが印象的でした。繰り返しになりますが、登山をするにはちょっと体力的に自信がない
という方にもお勧めの、適度なハイキングで日本には無い大自然を満喫出来る観光地でした。
スイスアルプスやヒマラヤトレッキングと共に、是非皆さんのwish listに加えてみては如何ですか?