2003年12月、不帰の人となった岳友藤田行潔君の終焉の地に築かれたケルンを、 |
FAC13期はやっと訪ねることができました。 |
南アルプス林道バスは連休対応の増発便が次々発車しており、私達は9時30分に乗車、 |
現場直近の林道と登山道が接する地点でバスを止めてもらい、徒歩10分ほどでケルン |
に着きました。ケルンは2004年4月に築かれ、3年を経て消失も懸念していたのですが、 |
なんと当事の写真と照合すると、まったく変わらずそこにありました。 |
夫人が持参した花と、彼が好きだった酒と煙草を献じ、岳友渡辺OBが般若心経を唱え、 |
積年の無沙汰を詫び冥福を祈りました。 |
還暦の峠を越し、さてはていかなる明日があるものやら、いささかの不安の日々を |
送る私達十三期がひそかに交わす愚痴の一つに、彼のような満ち足りた終焉を迎える |
ことが出来るのだろうかと…… |
晴れ渡る秋空の彼方には北沢峠に続く尾根路が遠望できました。 |