浅間外輪山・剣ヶ峰ヒサシゴーロ尾根敗退
(2008年8月9日)

稲葉@22

日暮山から朝一のバス、電車を乗り継ぎ、浅間外輪山・剣ヶ峰(2280m)を目指してきました。
バス停に降り立ったときにはすでに9:30。登山口まで、さらに1時間ほどの車道を歩か
なければならない。
目的としたルートは剣ヶ峰ヒサシゴーロ尾根。ネットにはいくつかの記録を見ることができるが、
登山道はない。それどころか、行ってみると踏み跡も目印となるような赤テープ類も一切ない。
ただし、藪漕ぎがひどいわけではなく、尾根に出ると砂礫帯が続き見通しが利く。
快適に登行していくと、パラパラと雨が落ちだし、標高2000m付近で猛烈な雷雨となる。
雨具を着けて潅木帯に飛び込み、尾根の左右の爆裂にひたすら「念彼観音力」。
40分ほどして、やや雷鳴が遠のいたのを見計らい、引き返してきました。
大気が安定する季節になったら再挑戦します。

今回の踏査軌跡


ヒサシゴーロ尾根部分

GPXファイル(カシミールで閲覧解析可)

1 佐久平-小諸-車坂峠バスの中間地点(浅間山登山口バス停・標高1200m)
始発バスでもここで 9:30


2 親玉の後の子玉やシャボン玉 正木不如丘


3 一時間ほど歩いてやっと浅間山荘天狗の湯。すでに10:30


4 天狗の湯の鳥居


5 一の鳥居。このへんからヒサシゴーロ尾根に取り付くはず。。。


6 取り付き点はここに決める(一の鳥居へ下る手前の最高点)11:04


7 尾根に到着し一休み。11:43


8 尾根名の由来は、このような庇状の岩がごろごろしているからとの説がある


9 左から黒斑山−湯平高原(奥に鋸岳)−牙山


10 牙山から剣が峰への稜線は日本離れしている


11 


12 


13 


14 尾根の彼方が剣が峰か。12:26


15 ここを通過している最中に雷雨となる
最高到達地点(標高2000m)は中央の潅木帯


16 撤退。だいぶ下って現れた炭室


17 一の鳥居が見えてきた


18 下ってきた凹状部